(幕張本郷の不動産社長経験120)不動産売買の面白さ
「119の続き」買主は当該マンションに住んでいる人(法人)
前回119の続きです。
購入希望者は当該マンションに既に住んでいる人なので状況は分かっていましたのが、「再度」重要事項説明書には管理組合無し、積立金制度無し(積立金0円)、便宜上住人の1人が管理人(世話人)みたいになっており管理費を住人から専用口座に振り込ませて各支払いをしている状況を確認して頂きました。又売主は昨年春ごろから老人介護施設に入所しているので契約書の署名押印は売り主、買主別々になる予定も話して了解して頂きました。
売買契約直前に売主希望売却金額上がる➡価格交渉
買主とも面談し購入意志固い事確認して、契約日の日程に入ろうと思っていたら売主がもっと高く売りたい!と言い出しました。昨年まで新宿区のマンションに入居していた時に買主ともお話ししていたみたいですが、「知り合いだから安くても良いや」がいざ売るとなったら高く売りたいと気が変わったみたいでした。買主に当初考えていたより250万円高く売りたいとと売主言ってる事を伝えると少し時間を下さいと言われました、翌日連絡有りやはり最初の金額でお願い出来ないかと返事が有りました。少しでも歩み寄りが無いと別の人に声掛けせざるを得ない事を伝えると其れは困る!となり更に2回の交渉で100万円アップで話が纏まる。
片印契約で午前、午後で署名押印➡後日一括振込決済
先月25日「買主事務所で重要事項説明書、売買契約書読み合わせ後署名押印」午前中終わり、「午後埼玉の施設で売主の署名押印」頂き、買主指定の司法書士に売主財産管理人弁護士が売主側所有権移転書類全部預ける。2日後(27日)買主側から売主指定銀行口座に「売買代金、固定資産税の日割り分、管理費日割り計算分が振り込まれる➡弁護士入金確認後➡司法書士に報告➡司法書士登記の実行に移る➡無事土地、建物の登記完了する。
取引後の出来事
2月29日以後は老人介護施設広報で「コロナウイルスの感染予防の為親族でも面会は遠慮下さい」と通達が有ったと紹介者から連絡を受けました。
ベストタイミングで売買契約が買主片印、同日の午後売主片印で成立して、2日後に送金による決済出来た事は関係者が全員運が良かったと喜んでいました。
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