有限会社千協伸地所
2020年06月15日
ブログ
幕張本郷の不動産社長経験160)不動産売買の面白さ、辛さ(バブル時物件最後の処理完了⑤)
ハードランデングに切り替える
今迄の長い期間の状況判断するとソフトランデングは多分無理だろうと、並行してハードランデングの方法で書類を進めていました。弁護士の方は3人の関係者の内2人が死亡しているので揃える書類も一つ一つの積み重ねをしていくしか有りませんでした。裁判所の見解を聞きながらどの様に進めるかを判断しなければならず、それにより揃える書類も違ってきますので大変だったと思っています。
裁判所に申請書提出
裁判所に差押え解除書類提出する。書類提出後に前所有者は佐倉市に住民票が有った事、又離婚した奥さんや娘さん、兄さんも相続放棄していたことを知らせてくれました。したがって現所有者の当社が前所有者に代り差押え解除の申請をする事になる件も説明を受けました。裁判所の方から色々質問を受けた件は私が弁護士にメールでお伝えしました。差押え本人の方は昨年11月迄に裁判所の方からの書類を提出しなければならなかった期日迄に書類を提出しませんでした。
裁判所にて差押え人裁判官と対面
昨年12月に裁判所への出頭を命じられた差押え人は、裁判官に「期日までに裁判所への書類を出しましたか?➡差押え人は、出していません➡裁判官は、書類を出していない事で差押え人の権利は無くなります」と宣言されたとの事でした。差押え人は私が70万円くれると言っていたとブツブツ言っていたそうですが、それも期限が過ぎているでしょうと相手にされなかったと報告を受けました。「欲をかき過ぎた結果又提出書類の期限内提出を行わなかったので差押え人の回収金は0円と確定しました」
関連した記事を読む
- 2024/10/05
- 2024/09/28
- 2024/09/21
- 2024/09/15