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2019年07月13日
ブログ

【幕張本郷の不動産社長経験21】バブル崩壊後⑦

地方都市物件欠損で撤退

当初の計画は土地全体をカラオケ店経営予定でしたが、時代の変化の流れが思ったより早くて、これから始めようとすると採算が合わないと決断し方向転換する、物件を3区画分譲で完売し欠損撤退するが、千葉の50坪の土地を売却して住専融資の返済する段取りに入る。

価格はドンドン値下がり局面

住専融資物件本体を売却する時は値下がり局面に入っていましたが、東側5mの通路を確保しておりましたので東南角地と同じ条件の良い土地でしたので他の物件よりは値下がり率が低かったのですが、結果は売却物件価格の全額を返済しても約3500万円位の無担保債権が残ってしまいました。

サービッサーとの闘い

この無担保債権は住専解体の時にサービッサーに移管されました、不動産業界の流れでは無担保債権なんか返済する必要ない、金融機関はサービッサーに移管する時全て損金で償却しているし、債券もタダ同然でバルクで売ってるからとの考え方が有りました。現に3億~10数億円の無担保債権が10万円~150万円~500万円の支払いで「金銭消費貸借契約証書」の原本をサービッサーから受け取った話を聞きましたし、私も知人業者の依頼で交渉に行き数億円の債権を120万円の支払いで「金銭消費貸借契約書」の原本を全て返して貰ったお手伝いをしたことが有ります。
 但し当社の場合は営業はしているし、社員も3人いるという事は支払い能力が有ると見られて、無担保債権をバルクで買う時も当社分は高く買ってる?と譲らない。死に体の状況の会社は会社資産も個人資産も、もう一つも無いと分かった時点でこれ以上時間をかけても無駄だと判断した場合は取引に応じて、逆に少しでも取れそうだと判断した時は徹底的に回収する姿勢でした。当社としても新たに融資を受ける時にマイナス要素になるので、出来るだけ早く処理をしないとならない事でした、数年が過ぎてたまたま建売事業が思いの他利益が上がって手持ち余裕資金として3000万円以上有ったタイミングで、返済金の減額交渉をしましたがなかなか上手くいかず結果は3000万円支払い長い闘いに終止符を打つ事にしました。

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