有限会社千協伸地所
2020年10月19日
ブログ
部屋を借りる(賃貸)
先日、年配の女性の方が部屋を借りたいと来店されました。
事情を聞くと、ご主人と別居をされたいとの事でした。気に入って頂いた部屋はあったのですが、さて、申し込みをどうするか・・。収入は国民年金のみ(預金通帳は見せたくないとの事。)。収入に関しては、家賃の3倍を考えるのが一般的です。月々の家賃はご主人に払ってもらうとの事でしたが、話の上だけの事では審査が通りません。家賃を払ってもらえるのであれば、ご主人を契約者にして入居者を奥様にするのは、どうでしょうか?。もしくは子供さんが二人いらっしゃるのであれば、どちらかに契約者になって頂くのも方法ですよと説明をしました。一番良いのは、今まで我慢して暮らされたのだから、この先も我慢はできませんか?。と余計な事を言わせてもらったり^^;・・。
後日「今回は見送りたい、キャンセルをしても良いでしょうか?。」という連絡を頂きました。ご主人、子供さんたちとお話が出来たのであれば、良かったと思っています。冷静になって考えてみると、お部屋を借りるには、それなりの条件が揃わないと借りれないという事。そして、自分の身分を証明するには健康保険証しかなかったという事など、いろいろ考えるところがあったようです。悶々としているだけでなく、決断して行動してみた。それだけでも、吹っ切れたところはあったのではないでしょうか?。「色々と、お話を聞いて頂いてありがとうございました。人生相談に行ったようなものでしたね。」と電話の向こうで元気な声が聞こえてきました。「また何かありましたら、いつでもどうぞ!。」
契約には至りませんでしたが、めでたしめでたしですかね。
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