幕張本郷の不動産社長経験242)不動産売買の面白さ、難しさ【2021年、売買の感想、土地②】
建築条件無し売地「敷地延長土地」(仲介物件)
当社のお客様が以前お住まいになっており、その後貸家にしておりましたが契約期間終了で出た後に、リホームして再度貸家にするか迷ったと思いますが、結果として所有者が古家解体して更地にしました。
最初は大手住販会社に販売を依頼しておりましたがなかなか縁が無く6か月以上過ぎておりました。お客様としては早めに売却したいとの事で、当社を含め3社に一般媒介で再度販売の仕切り直しをする事に成った物件でした。
建売業者からの申し込みが入る
大手住販会社とJR総武線の北側にある業者と3社で情報を公開していましたが、なぜか「当社に購入の申込書が入り」、買主業者とは隣地境界確認書の件も含めて色々と打ち合わせをさせて頂きながら、「価格交渉の件、決済までに隣地境界確認書を売主の負担と責任において作成して買主に明示する事➡境界標ない時は売り主が新設する事」が条件で契約したいとなりました。
売主には買主の契約条件を伝えて検討頂き、翌日には買主希望の金額と隣地境界確認書の作成費用負担の件も了解を頂きました。
土地の契約と隣地境界確認書の手配
買主と売主の都合を調整して当社で土地の契約をさせて頂きました。売主様の方は測量士の知り合いがいないとの事でしたので、当社が何時もお願いしいる処の1社に声掛けして大丈夫との事でしたのでまず概算見積もりを出して頂き、境界杭が見えない所も数か所有ったので該当箇所を掘ってみて境界杭が出て来ない時は新設すると+の費用が発生する事も了解頂き、早速測量して隣地境界確認書を作成する段取りに入りました。
隣地の所有者の立ち合いをお願いしながら境界杭を確認していきましたが2か所は境界杭が有りませんでした。法務局に登録されている測量図と現況を確認しながら、隣地の人の了解のもとに2か所には境界杭を新設しました。「位置指定道路接道を除く以外は燐接6名の署名押印を頂き無事隣地境界確認書も作成」して決済日に間に合わせる事が出来ました。
令和4年には建売物件が完成予定です
建売の「建築確認が下りたら」当社にも販売の協力依頼をお願いしたいと云っておりましたので、待っている状況です。完成は令和4年3月末頃になりそうです。JR総武線幕張本郷駅徒歩圏ですが、間口が2mですので運転の上手い人でも軽自動車を入れるのが一杯です、一般的には駐車は難しい状況です。
建築条件無しの売地は極端に少ない!
一般ユーザーを含め建売業者、不動産業者、ハウスメーカーとアパートの建売、売り建て業者等が多くあり、「一般的に手頃な価格の良い物件はすぐ売却になってしまいます」又表に情報として出る前に決まってしまう事も多々あります。
特にJR総武線、京葉線、東西線、等は余程注意して物件をチェックしていないとなかなか希望の予算で希望の地区の物件を購入するは難しいの状況が続いているのが現状です。
この傾向は当分続きそうですので、建築条件無しの土地を探そうとする人は来年は「真剣にしかも情報を得たらすぐ見る」つもりでいないとなかなか縁が近づかない事を肝に銘じて探して下さい。
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