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2019年09月13日
ブログ

【賃貸編4】立退料

都内の不動産会社にいたときの話です(今から15~6年前)

飛び込みのお客様で、「老朽化しているアパートを建替えたいのだが、何人か住んでいるので立退きを手伝ってもらいたい。新築アパートは管理をお任せします。」と言うご相談がありました。

駅徒歩5分のアパート、築年数が古く、外から見ると建物が少し傾いているそんな感じです。老朽化がかなり進んでいる物件でした。2階建ての総戸数6戸、木造です。1階の空き室は床がズブズブでした。6室のうち、入居しているのは4部屋。

アパートを管理されていたのはご相談に見えた方のお父さん。

そのお父さんが亡くなられて相続をされてそうです。

家賃が35,000円から40,000円位だったとおもいます。

 

お知らせと交渉

 担当になりましたので、会社の相談役になって頂いている弁護士の方と相談しながら、書類を作り各部屋を訪問して、事情を説明、不在の時はポストに入れて、結構足しげく会社の何人かで通いました。

お知らせの内容は、

〇6ヶ月前のお知らせ。

〇立退料として一件につき30万円。

〇次の住まい探しをお手伝い。

オーナーご夫婦はとても良い方達で、「30万とは別に引越し費用を出して構いませんよ」と言われたのですが、状況を見てからにしましょうという事になっていました。

最初は、次の住まい探しをお手伝いするということで、話は進んでいたのですが、そのうち、あまり話をしてもらえなくなりました。うん?、何だかおかしい・・・・。

 

やっぱりね!

住民の代表と言う人から電話があり、立退きに関して相談をしたいとの事でした。

オーナーも同席して頂いて、話し合いをしました。

先方の条件は

〇一件当たり立退料として100万円。

〇勿論次の住まいを見つけてくれる事。

                        以上でした。

弁護士共相談済み金額

立退料は弁護士の先生に事前に相談して、決めてありました。

普通の賃貸ですし、色んな事例や相場とかを考慮して、立退き料は賃料の3ヶ月分と

言う事になったのです。

オーナーが出している条件は決して悪くないはずでした。

 大体どこから100万円という数字が出ているか、こちらが納得いくように説明をして欲しと言うと、結構色んな事を吹き込む人がいるらしく、「100万くらい請求してみろよ」と言われ、みんなで話しているうちに、その気になってしまったとか・・・

素直に受け止めていれば・・・

その後、転居先は4件ともすんなり決まり、学区で悩むこともなく、問題解決。

最初の条件を素直に受け止めてもらっていれば、オーナーは30万円の他に引越し費用を出されるつもりでいらしたのですが、結局最初の条件通り、立退料は30万きっかりでした。

欲を出すのも考えものです

 

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