【幕張本郷の不動産社長経験55】人生100年時代の不安②
100才超え現在約70,000人
1963年(昭和38年)は100才超えは僅か「153人」でした。2019年5月統計で「69,000人以上約70,000人」となり55年で約457倍に増えました。生活環境や医療の進歩で日本は世界一の長寿国に成りました。私が小学生の頃は(昭和30年代)脳梗塞になると100万ドルが当たったと言って村の医者が来ても処置するすべがなく2~5日間死ぬを待つだけでした。
病気した時は良い医師との出会いが生死の分かれ道
私の祖父は70才で永眠【老衰】、父は80才で永眠【多臓器不全】、次兄は70才で永眠【脳梗塞】➡一昨年畑で体調悪くなりすぐ救急車で病院に行く、まだ意識もはっきりしていたそうですが多少呂律が回らなくなっていた様子と聞いています、すぐCT、MRIを撮って状況を確認、親族を呼び動脈に大きめの血栓が詰まっているので処置をする許可と承諾書取り、すぐ処置を始めましたが、結果は処置中に血管が破れ脳内に血液が溢れて死亡する、「頭遺骨割って手術の方法も有るが、手術成功しても最低でも半身不随となる可能性大、又そのまま死亡の可能性も高いと説明を受けた次兄の妻と甥は手術はしなくて良い」と伝えたとの事でした、生前次兄は実家で私が帰ると必ず来て良くお酒を飲みました、その飲食の時も偶に「死ぬ時はびくタラびくタラして迷惑かけて生きているよりコロッと死にたいと言っていましたので、次兄の自宅にいる時でも妻や子供にもそのことは言っていたと思われます」。*私としては病院に行った時も意識はほぼはっきりしていた次兄が、もし腕の良い医師に処置して貰っていたらまだ健康を取り戻していたのではないか?と思うと残念でなりませんでした。
4年で3回の大、小手術
私の事で恐縮ですが参考に記載してみます。①「66才の時大手術➡大動脈瘤解離で通常25mm位の血管が67mm迄膨れ上がって血管が破裂寸前」市役所の定期健診で肺のレントゲン写真を会社近くのクリニックで火曜日撮り異常を感じた院長が➡1週間に1回金曜日の午後だけ来ている心臓血管専門の医師に診てもらいましょうと予約を取る➡金曜日にはエコーで心臓周辺を見る、その場で来週月曜日朝9時MRI取りたいが予定は大丈夫ですか?と聞かれOKですと答える➡月曜日にMAIを撮り大動脈瘤解離が進行しているのですぐ手術をしないと危ない➡専門の腕の確かな先生紹介するから早く行って見て貰いなさいと紹介状を書いて貰う➡柏の「おおたかの森病院の心臓血管外科部長、市原哲也先生」を紹介して貰う➡3月4日おおたかの森病院、市原哲也先生にMRI撮った内容をDVDにダビングして紹介状とともに持参したのを見ていたので面談の時に、状況説明を受け早く手術をする必要に迫られていることを聞かされる➡仕事の段取りをして、「もしかしたら死ぬかもしれない」と思ったので青森の実家の墓参りと兄弟との食事会を実家で「馬肉汁と馬刺し」で長男に開いて貰う➡1泊で千葉にとんぼ返りして仕事の段取りを取る➡段取り付いたと市原先生に連絡➡17日朝入院、18日朝から手術の段取りで裸になりベットに横たわり、麻酔医が歩いて来た所で救急車がサイレンと共に到着する、麻酔医が様子を見ましょうと注射を停める➡看護士が走って来て今日は中止と告げられ着替えして部屋に戻っているように➡19日は昼から夕方6時半位迄手術がかかりましたが心配した後遺症等も出ず大成功でした、無事生還出来ました➡2~3日間集中治療室におりましたがその後一般病棟に移りました➡7日目位からシャワーもOK出て順調に回復していきました➡10日目の午前11時頃先生が来て抜糸しました、先生何時頃退院できますかね?の問いに「抜糸したので何時でも良いよ」➡今日でも良いの?「ああ良いよ」とまさか今日退院するとは言わないだろうと思っていた先生に女房が車で迎えに来るというので今日退院しますと伝える➡先生は慌てて薬を2週間分看護士に用意する様指示していました➡午後4時頃女房が迎えに来たので退院する➡通常は胸骨を開いて1回心臓を取り出して心臓血管置き換え手術(人造血管に)をした人は3週間以上の入院が多いのに手術して10日目での退院は初めてだと言われました➡4月10日経過を見るのと再度CT撮りして手術後の内容を確認して順調に回復しているので今日渡した薬を飲み終わったらもう来なくて良い➡先生と握手してお礼言って別れる➡退院後は1度もおおたかの森病院には行っておりませんが今でも命の恩人市原哲也先生には近況をメールで報告しております。
「健康での長生き」したいものです
皆さんも「健康での長生き」を望んでいると思っておりますので、下記の事に注意をしての生活をお勧めします。
①会社員の人は毎年各種保険の集団検診を受けていると思いますのでそれ程心配はないのですが、自営業者の人は必ず年に1回は健康診断を受けて、何か異常がないか?有ったら再検査や精密検査を受けて各種病気の早期発見に努めて欲しいと思っています、早期発見の各種癌及び病気は生存率が極端に高いからです。
②仮に手術が必要と言われた時は、出来るだけ早くセカンドオピニオン受けて再度現在の病気の進行状況を把握して、手術にしても幾つかの選択が有るかを確認したり、手術の成功例等チェックしてから何処で手術するかを決めても遅くは無い思います。
③各自の肥満体重を含め自分の健康状況は食事や飲食等毎日の生活状況の積み重ねが起因していることも多くあります、暴飲暴食や睡眠不足、不規則な生活は出来るだけ改められるところから直していくという自覚と行動が必要です。
*健康で長生きしたいと思う人は上記の①~③の事を実行すと役に立つと思っています。
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