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2019年10月03日
ブログ

【建築を知ろう!!】家ができるまで(その①)

弊社が媒介する建売物件(千葉市花見川区検見川町5丁目)の建築が始まりました!!
JR新検見川駅 徒歩11分、価格3750万円の新築物件となりますが、完成しましたらこのブログでも皆さまにご案内致します。

さて、人生において家の購入は1~2回程度です。それ故、家の構造や建築を理解する機会はそれほどありません。不動産業に従事している者でさえ建築を手掛けている会社でなければ建築についてわからないことばかりです。
そこで、検見川町5丁目の物件を対象に建築工程(流れ)や各工程おける具体的な工事について現場でレポートし、可能な範囲でご説明していきたいと思います。このシリーズが皆さまにとっても建築を理解する一助になればと期待しています。

住宅の建築工程

一般的に家を建築する場合の建築工程は、大きく分けると以下の通りです。
【1】 地盤調査
【2】地盤改良
【3】地業工事
【4】基礎工事
【5】上棟
【6】屋根工事
【7】木工事(大工工事)
【8】外壁工事
【9】内装設備工事
【10】外構工事
【11】完成/お引渡し



検見川町5丁目の物件は既に③地業工事に入っておりますので①地盤調査と②地盤改良については現場レポートができませんので、今後他の新築現場でレポートできる機会がありましたらブログに上げたいと思います。
ここでは過去の地盤調査をもとにご説明します。

【1】地盤調査

地盤の強度を調査する工程です。家の重さは60tとも言われその重みを継続的に支えるに足る地盤か調査するわけです。どんなに基礎や躯体が頑強な家でも地盤が軟弱である場合、建物も脆弱と判断せざるを得ません。その意味では地盤調査は非常に重要な工程になります。

調査方法について、ここでは一般的に多く用いられる「スウェーデン式サウンディング試験」について見てみます。
スウェーデン式サウンディング試験は主に軽量な建物(一般住宅)の地盤調査で行わるものです。
先端にスクリューをつけたロッド(鉄の棒)を地面に垂直に立て、まず、5Kg、15Kg、25Kg・・・と最大100kgまでのの重さを加えてどのくらいの重さで貫入するかを測定します。おもりが1kN(100Kg)に達しても貫入しない場合は次にどのくらい回転させると貫入するかを25cm毎に測定します。規定の深度に到達するか、ハンドルの回転数が規定値を超えたところで終了となります。
規定の深度は10m~15m程まで行われることが多く、調査地点は建築敷地の4隅と中央の5か所で行われることが多いです。

この方法は調査が容易で比較的安価である一方、地層分類の判別が試験者の経験や感覚に委ねられ、個人差が出やすいといったデメリットもあります。

地盤調査結果の見方と留意点

スウェーデン式サウンディング試験では、まず、重りだけ貫入するか確認し、貫入しない場合は25㎝貫入させるのにハンドルを何回転させたかで、その地盤の強度を測定します。
従って、調査結果でまず確認するのは、重りのみで貫入する層(自沈層)があるか否かです。
以下の調査結果は過去、別の土地(検見川町3丁目)で行ったものです。
「1m当たりの半回転数」が“0”とは、自沈層を意味します。この例の場合、1.25m~1.75mが自沈層となります。
次に重要なポイントは、“盛土”があるか否かです。当該物件は盛土の痕跡が見当たらなかったようですが、盛土があったと思われる場合、推定柱状図に☒マークが付けられることがありますのでご留意ください。
また、さらに重要なポイントは換算N値です。調査結果に特に問題がなければ、N値5以上であれば一般住宅の建築は可能な場合が多いと言えます。基本的に自沈層やN値が低い地層があれば地盤改良が必要と言われております。
ただし、新しい盛土や腐植土などの特殊な土ではN値が大きくても地盤改良工事が必要になる場合があるため注意が必要です。
その他に注意する点としては地下水位も確認する必要があると思います。地盤の中には地下水が流れています。この地下水がどのくらい深さからあるのか調べることも重要です。東日本震災で各地で被害をもたらした“液状化”ですが、この液状化が起きやすいか調べる時に地下水位は欠かせないものです

さて、地盤調査が終わりますとその調査結果を踏まえて地盤改良工事が行われ、地業工事へと進みます。
続きは定期的にブログでご説明します。

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