【幕張本郷の不動産社長経験57】人生100年時代の不安
健康診断の勧め
会社員は基本的には1年に1回は会社での健康診断をやっておりますが、自営業者やサービス業、1次産業に従事している人は健康診断を受けない人もいて、自分だけは大丈夫?と何の根拠もないのにそう思っている人も多いので困りものです。忙しいのは分かりますが命を繋ぐ基本的な第1歩ですので健康診断は必ず受けましょう。
長男の場合
昨年のお盆に帰省した時は元気に畑仕事仕事をしておりました、兄弟も集まって馬肉汁、馬刺しや義姉の作った料理を美味しく頂きながら楽しく過ごしました一緒に次兄の1周忌の墓参りも元気にしておりましたのでまさか今年大腸がんで3月手術、9月死亡するとは思ってもいませんでした。
昨年の暮れ頃異変有り
状況を聞くと昨年暮れ頃から多少異変が有ったようですが、月に1度診察後血圧の薬を貰いに行っているがその日がまだ10日位先だった様です、義姉に早く医者に行って見て貰いなさいと云われていたみたいですが云う事を聞かずに予定の日迄伸ばしたようです。今年に入り医者に行き状況話したら、大きな病院で見て貰ってくださいと言われたので名の通った病院に行き検査したら大腸がんと診断される。
セカンドオピニオン
診察の結果は大腸がんでリンパ線にも転移しているとの事でした、義姉と子供が呼ばれて説明を受けた結果は、「何もしないと半年、手術して抗がん剤治療すると1年位」と余命宣告されたそうです。その時に癌の手術や治療に評判の良い病院、医師のセカンドオピニオンを受けてから最終的にどちらの病院の手術を選ぶか決めても良かったのではと思われて残念でなりませんでした。
手術と運
セカンドオピニオンをやらずに最初の病院で手術の段取りをして入院するも、運悪く病院内の集団感染になってしまい1時隔離される事態になり1ヶ月位で直るも、体力回復するまで約半月かかりそれからの手術となる。3月に入ってから手術して4月に入って1時退院する、4月6日私が実家に見舞いと顔見に行ったら炬燵に寝ていて夕食も食べたくない様子だった、そのうちに震い出したので義姉が救急車呼ぼうと言っても首を縦に振らなかったが、私が額に手お当てると38~39度位熱が有ったのですぐ救急車を呼んで手術した病院に行ってもらう、解熱処理と点滴の処置をしたら落ち着いたので救急車と別の車も一緒に行っていたのでその車で取敢えず自宅に帰る。
手術後の激痛
手術後は抗がん剤治療しなければならないので胸のあたりに抗がん剤治療の液を流し込む器機を埋め込んでいました。その周辺が痛くてたまらないと兄は訴え続けていました、看護師にも若い医師にも訴えているが病状に変わりなしと何もしてくれないと5月、6月に電話した時も不満を言っていました。本人が痛いと言っているのに何もしてくれないなら別な病院に見て貰うのも1つの選択種だよねと話しておりました。その後体調の良い時に抗がん剤治療も2クールやったみたいですが癌の大きさが小さく成らなかったと報告受けました。
脊髄に癌転移確認
7月に入りベテランの医師が見たら脊髄に転移していることが判明する。その後脊髄の転移箇所の下は感覚がなくなり歩けなくなる、お盆に又見舞いに行った時はベットに横たわり両手は動いていたが足は全然動かせなかった。まだ顔の色つやは良かったので脊髄への放射線治療が上手くいって癌が小さくなれば良いねと言って帰ってきました。
知らせたい人には連絡して下さい
9月13日義姉に医師が知らせたい人には連絡をと言われる、私は18~19日と2日間兄の見舞いと顔を見に八戸に行く、その時は両足は浮腫みはちきれんばかりでした更に左腕もかなり浮腫みが酷くなっていました、腸閉そくを起こしており食べ物が腸から胃に上がって来て鼻からビニールパイプで外に出したとの事でした(真っ黒い液体がかなり出てきたとの事でした)、私が行った時は殆ど声が出せなくてボタンを押すと消えるボードで筆談で会話をしてきました。兄の息子が仕事の関係上9月20日夕方しか顔見に来れない状況でした、兄はそれまで持たないと16~17日行っていた妹には言っていたみたいですが、息子は20~22日迄実家から病院に毎日行っており23日は11時に顔見て1回は帰ろうとして病院に向かっている途中で死亡していました(喉に痰が詰まり窒息死)。長男ですので会社に連絡取りそのまま実家に残り29日迄葬儀や処理に追われる。
9月23日AM10時30分頃永眠
9月23日義姉から先程死亡したと11時過ぎに連絡有り、夕方は27日通夜、28日告別式と連絡有ったので26日午後から29日夕方迄実家に行きお手伝いと通夜、告別式に参列した後八戸駅18時12分発で千葉自宅ににPM10時30分着。
*手術から半年位の間にあっという間に霊山に旅立ってしまいました。私は計4回実家に(病院に)行って来ましたが自分ではどうにもならないもどかしさを
病気は早期発見が第1、病院、医者選びが第2
健康診断は必ず年1回はやる、早期発見は各種癌でも95%治癒する時代です。体調が悪いと思ったらすぐ病院で診察する、具合が悪いのに何ともないと言われたら、もう1回別な病院で診察して貰う、病院と医者選びが運命の別れ道です。「自分の命は自分しか守れない」と思った方良い時代です。
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