有限会社千協伸地所
2019年09月29日
ブログ
【賃貸編】自ら賃貸管理の大家さん・・その4
引きこもりの息子さんの話ですが、事あるごとに大家さんと同席をしてもらいました。
契約書、家賃報告書も目を通してもらうようにし、印鑑を押してもらう場面は目の前で行うようにしました。そのうちに、なにか問題があると息子さんから電話が来るようになってきて、大家さんも安心された様子でした。
これから先の事
大家さんが時々会社に遊びにいらっしゃるようになり、世間話やたわいのない事を話していかれる日が多くなりました。ご本人が気にされていることは、奥さんは早くに亡くなり、同居の息子さんの他にもう一人の息子さん(施設に入ってらっしゃるとのこと)、娘さんはご結婚されているとか。この先、自分に何があるか解らないから、そろそろキチンとしておかねばならない・・。そんな話をよくされていました。
遺言書
ある日、大家さんがいらして「今日、公証役場に行って遺言書を作ってきたよ。この間NHKのテレビで遺言書の事を放送していて、自分も今やっておいた方が良いと思ったからね。あんたにいつも言われていたしね。」そう言ってスッキリとした表情をされてました。手続きが結構大変だったと思います。いつもは、少しぼーっとされているような感じを受けていたのですが、なかなかしっかりされているのだなと感心したことでした。
「自ら賃貸管理の大家さん」は、今回で終わります。
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