(幕張本郷の不動産社長経験107)不動産売買の面白さ(幕張・幕張本郷地区売買)
幕張本郷、京成津田沼徒歩圏中古
勉強会仲間でもある都内の懇意業者の相談でした。相談者の奥さん姉妹共有の戸建(相続物件)についてのお話しで、それまで一人で住んでいた息子が就職を機に出ていくとになり、売却したいとの事でした。
現地にて物件調査
建物は築35年以上経っておりましたので先方からは土地値としてみて下さいと言われていました。建物は手入れが殆どされていないのでかなり状態は悪いと見ました。周囲を確認しましたが境界石が確認できないところも有り測量士を入れないといけない状況でした。(売主の承諾を得て手配)。
2回目の現地調査
2回目の現地調査に向かうと既に物件の敷地延長部分に車が止まっていました。私は入り口の方に車を止めて敷地に向かって歩いていきました。すると隣の家から女性が出て来ましたので「こんにちわ」と声掛けして物件の中に入って行こうとしたら「不動産屋さんですか?」と声掛けしてきました。これが良縁に繋がりました。
車に介護施設の看板
「そうですが何かありますか」と云うと最近迄住んでいた子供が就職した事は知っていたようで空家をどうするか気になっていたとの事でした。その女性は本物件の隣の家が実家になり、父親が1人で住んでいるので定期的に様子を見に来ているようでした。ご自身でデイサービス事業をやっている方で、お1人で住む父親のことが心配の様子でした。
その女性が乗っている車には運営されている介護施設の名前が書いてありました。
デイサービス施設不足してる
嫁に行った先で自分がデイサービス事業をやっているがもう1件欲しと思っていたところでした、建物は古いが手直しして使いたいので欲しい希望でした。金融機関で融資のOK出れば1番手で待ちますと伝えると喜んでいました。
金融機関の承認出る
5日程待っていたら金融機関の承認下りましたと連絡入りました。売買対象物件は2mの敷地延長物件で、隣も2mの敷地延長物件でしたので隣を買えば4mの通路になり楽に車を止められるし気を遣う事もなくなるので大喜びでした。話が決まれば後は契約とローンの事務処理だけですので問題なく決済まで終わる事が出来ました。
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