有限会社千協伸地所
2019年06月28日
ブログ
【幕張本郷の不動産社長経験12】事故物件はお買い得!?(その③)
前回、前々回に続き事故物件の取り扱い事例です。
災害は何時、どんな形で襲ってくるか分かりません。
消防の検証から「寝タバコの不始末」で戸建全焼、逃げ遅れた高齢者一人が焼死するという痛ましい物件の仕入れのお話です。
寝タバコの不始末??
戸建家屋が全焼となり、消防署の現場検証では火元は1階トイレ付近だったようです。
消防署の見解は、夜中に起きてトイレに行ったおじいさんがタバコを吸い、後始末が悪かったからではないかとのこと。
そして深夜の火事で他の家族は煙をかいくぐり無事難を逃れたそうですが、おじいさん一人逃げ遅れて亡くなられたようです。
建物解体後に神主によりお祓い、土地は売却へ
現場検証後すぐ建物は取り壊し、神主を呼んでお祓いをしたそうです。
そしてその後売りに出すことになります。
高台の東南角地で住宅としては申し分ない土地でした。
私も何回か物件を確認し、仕入れを決断。
本物件を2区画に分割し、南道路の1区画は土地分譲として、東南角地の1区画は少し時間がかかりましたが、売り建て方式の注文住宅として分譲することができました。
勿論、どちらの買主様にも火事、事故については告知しております。注文住宅として新築されたお客様は相場比2割引の価格でお住まいになることができ、大変喜ばれていました。
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