【幕張本郷の不動産社長経験14】不動産は縁もの!?(その②)
昨日は特定の不動産とのご縁の話でしたが、不動産取引を通じてご縁ができた方々も多くいます。過去を振り返りますと、不動産を通じてご縁のできたお客様と何度もお取引頂くこともありました。
あるご家族とは、新築の住宅を仲介したのがご縁で、その後、実家のご売却、そのご家族のご息女ご家族の新居を仲介と3回のご縁がありました。
最初のご縁は府中の新築
独立前に東京都杉並区の高円寺で仲介・建売の営業をしていた時の話。
大手損保会社に勤務するお客様(夫婦)。お客様のご希望条件や予算から最適なエリアは東京都八王子、調布市、府中市に絞られ、最終的に府中市の新築を購入することになりました(最初の仲介)。
2回目のご縁は東京都新宿区の実家の仲介
その後私は千葉で独立しましたが、独立する前からのお客様も含め全てのお客様には毎年カレンダーを送ることとしておりました。当然、このお客様にも同様に送っておりましたが、なんら交流もなく連絡することもなく時が経過しました。
最初の仲介をして20年位過ぎた頃、このお客様から連絡がありました。
新宿区にある実家(戸建)を売ることになり買取査定をお願いしたいとのことでした。この物件は(相続後)お客様含めた相続人5~6人で共有している状態だった為、将来を考えて極力早く売ることを希望していました。
実は、既に他社に買取査定を依頼していて買取金額がでる寸前だったようでした。たまたま、こちらから送っていたカレンダーを見て私のことを思い出したと後で聞きました。
私は急ぎ都内でマンションを手掛けている20年来の友人業者に買取価格の査定をお願いし金額を呈示。最終的には当社で仲介を行うことができました。
現在ではその場所に5階建のワンルームマンションが建っています。
3回目のご縁はご息女家族の4LDK
3回目も突然でした。そのお客様から電話がありました。
ご息女の家族が4LDKのマンションを探していて当社の最寄り駅(幕張)徒歩10分程度で何か良い物件はないかというもの。もともとご息女家族は神奈川県川崎市でマンションを探していたようですが、希望・予算に合うものはなかったようです。そしてその時、私を思い出したようでした。
急いでいたようなのですぐに方々探し所、運よく1戸出てきました。大型マンション(700~800戸)でしたが全戸数に占める4LDKの割合は3~4%程でしたので、良いタイミングで売りに出されたものでした。お客様を現地にご案内し、即決で決まりました。このご家族は現在でもお住いです。
“不動産は縁もの” と言われますが、不動産とのご縁は人とのご縁でもあります。
また、そのご縁は、こちらから切ることをしなければ、カレンダーを送るという一方的な“細い糸”であっても何かの拍子に太く広がることもあります。
今後もご縁を大事にして紡いでいきたいと思います。
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