魔法瓶の家③
魔法瓶の家の注文住宅請負
今回は“魔法瓶の家”が注文住宅として請け負った時の話です。
この現場の様子はYoutubeにUpしております。
“魔法瓶の家 千協伸地所”と検索頂き「魔法瓶の家 大塚邸が完成する迄」をご覧ください。魔法瓶の家とはどのようなものか、またどのように造られていくのか等、ご興味のある方は是非、ご確認ください。
当社下取り中古社有物件オープンハウス来場客
そのお客様との最初の出会いは、弊社所有(売主)の中古リノベーション戸建のオープンハウスでした。
その物件は過去、弊社が土地分譲して購入したお客様が建てた木造2階建の住宅でした。屋上バルコニーはビアガーデンができるほどの広さを持つ開放的な家でしたが、所有者(売主)の奥様の希望でマンションへ住み替えをされました。その際、住み替えされるマンションの仲介を当社が行い、旧住居である当該戸建物件の下取り保証を行った物件でした。
「魔法瓶の家を建てる土地を一緒に探してほしい!」
オープンハウスで意気投合したお客様から「土地から探して魔法瓶の家を建てたい。」
「土地は一緒に探してほしい」と言われ、双方で土地、中古戸建(解体前提)物件を探すことになりました。程なく、ほぼ土地値と言える東南角地の中古戸建物件とめぐり会えました。お客様は即決でした。
費用(解体費用、土地費用、建築費用等)を精査して買取申込書を売主に提示しました。
その後、2日で住宅ローン審査が通り、売買契約、決済と進みました。
建築確認申請を提出するまので毎週、当社で打ち合わせ
売買契約後は建物希望打合せ、2日後には2級建築士でもある私がプラン図を作成しました。こうして、打ち合わせは建築確認図面提出まで毎週当社で行いました。
話は変わりますが、弊社ではお客様とお打合せする時に必ず使用する書面があります。
打合せは長きにわたり何回も行います。そうすると、お客様の考えも次第に当初から変わったり、或いは打合せしてきた内容を忘れてしまったりすることもありますので、打ち合わせ内容は毎回、記録して都度確認頂きます。弊社ではその書面を「言葉の領収書」と銘打ってお客様のご意向との行き違いをなくす努力をしております。
この時もこの「言葉の領収書」を使用して丁寧に打ち合せを進めました。
上棟式
本件の古家解体⇒地盤調査⇒基礎工事⇒建方⇒完成の一連の流れは
Youtubeをご覧ください.
当日は9:30頃まで雨が降っていましたが、重機、職人トラック(材料積んだ)を待っていましたら10:00には雨が上がりました。1階シート上の雨をふき取り、建て方開始。
職人や重機のオペレーターにあわてず事故のないよう作業することを指示。
建方は順調に終わり、上棟式まで無事に終わりました。
そのあと、施主夫婦は建物をバックに写真を撮りましたので、すぐに会社に戻りプリントし、その写真とお祝いの「お赤飯と300mm日本酒」をそれぞれのご実家にクール便で送りました。
後から「奥さんの実家では上棟写真を見ながら両親が泣きながらお赤飯を食べた」と
報告を受け、思わず胸が熱くなりました
「棟木に施主、施工主、棟梁の名前を書いてほしい」
私の青森の実家では棟木の筆入れ(棟梁等の名前を墨で入れる)を見たことがありましたが、実際にお願いされたのは初めてでした。勿論、書かせていただきました。
広くない土地(26坪位)を最大限有効活用
建ぺい率、容積率に入らないロフト(1.4mまで納戸扱い)も8~9帖の部屋に使えるように工夫して建てました。
お客様も大変満足しておられました。
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