幕張本郷の不動産社長経験233)不動産売買の面白さ、難しさ【令和3年不動産は今買い時か？待つべきか？】2⃣

昨日は右記物件【新築、中古、土地、中古マンション、事業用物件】年初の大まかな相場価格をお伝いしました。

１、希望物件が有ったらすぐ購入検討したい。

２、頭金貯めてから購入検討したい。

３、コロナ禍で仕事が不安定なので様子見たい、見合わせたい。

　　（＊緊急事態宣言により、業種によっては仕事内容が制限されている、今後制限され　　　　　　　　　る予定が有る業種の人は少し様子を見た方が良いかもしれません）

住宅は家族で住む処ですので最低ご夫婦の考え方が7~8割合っていないとなかなか上手く進みません。

①毎月の支払いは幾らになるか、②通勤、通学時間はどの位になるか③建物の広さは3ＬＤＫで良いのか4ＬＤＫ必要なのか④駐車場は必要か（1台、2台）？⑤保育園は入れるのか⑥購入地区は〇〇で良いのか⑦希望地区に予算内で物件が有るのか？今後の見通しを含めて検討する⑧希望地区に予算内で物件が無かった時は第2希望場所にするか？⑨子供と一緒にいられる期間（高校生、大学生迄）を含めて物件の広さや場所を検討する⑩ご夫婦の両親を引き取らなければならない事情あるか？等も検討材料にして信頼できる不動産業者に真剣に本音で相談する事をお勧めします。

＊上記①～⑩の内容が決まったら、又は不動産業者と一緒に考えて方向性を出してから進む事に成るかと思われます。➡方向性が決まれば後は希望に近い物件をお客様と業者が協力して探すのみです。➡探している内に気になる物件と出会えたら「とことん物件と向き合って真剣に前に進むか、止めるか」の結論を1物件ごとに出していく（物件とのケリを付ける）事をお勧めします。➡この繰り返しが良縁にたどり着く近道です。

１、頭金を貯めてから購入を検討したい！人も多いのですが、「具体的に毎月幾ら預金するつもりでしょうか？又幾ら貯まったらと考えているのでしょうか？➡明確に毎月の預金金額と幾ら貯まったら購入を考えると決めて、「即翌月から預金実行する位でないと目標はほぼ達成できません」。

又「夫婦で預金すると決めて6ヶ月～1年間を予定通りの金額預金する事が出来た時は」、希望の満額の預金貯まる前でも物件購入決断しても良いかも知れません。現在支払いの家賃に預金分を加えた合計金額迄なら住宅ローンは支払える事に成るからです。

毎月の預金額と3年後、5年後の残高は下記になります。

Ａ、3万円×12ヶ月=36万円×3=108万円（3年後）、36万円×５＝180万円（5年後）

Ｂ，5万円×12か月＝60万円×3=180万円（3年後）、60万円×5＝300万円（5年後）

Ｃ，7万円×12か月＝84万円×3＝252万円（3年後）、84万円×５＝420万円（5年後）

Ｄ，10万円×12か月＝120万円×３＝360万円（3年後）、120万円×5＝600万円（5年後

＊家賃駐車場込みで8万円支払っていた時➡8×12＝96万円×３＝288万円（3年間家賃）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　96万円×5＝480万円（5年間家賃）。　　　

＊仮に毎月7万円預金すると3年間で252万円預金貯まります（家賃の捨金288万円）

＊仮に毎月7万円預金すると5年間で420万円預金貯まります（家賃の捨金480万円）

＊上記の計査表でも分かる通り家賃を駐車場込みで8万円払っている人は、「3年、5年と預金しても預金の貯まる額より家賃の捨金の額が多い」事が分かります！➡そして年齢も3才、5才と重ねる事に成ります（35才➡3年後38才、➡5年後40才）。➡「勤務先等により住宅ローンの考え方は変わりますが住宅ローンは早く始めると早く終わる事に成りますので、1年でも早く始めるに越したことは有りません！」➡将来に渡り支払い可能と思われる人は特に早めに住宅購入の件はその気になった方が得です。

コロナ禍で仕事が不安定な状況の人、これから不安定になりそうな人は「やはり様子見る」方が無難と思われます。まだまだ政府の思うように感染者が減って来ておりませんので様子を見ながら相場をチェックしておき、いざの時には早めに決断できる用意をしておくことが肝心だと思われます。住宅を欲しいと思っている人はどんな状況でもそれなりの準備をしながら生活をすることをお勧めします。