【幕張本郷の不動産社長経験59】不動産オーナーの悩み解決します(2)
相続対策は上手く活きましたでしょうか?
バブル期前後より相続対策の名目でアパート、マンションを金融機関や建築業者の勧めで建てた方が多いと思いますが上手く活きましたでしょうか?「ある人は上手くいった、ある人はそうでもない、ある人は失敗した、ある人は大失敗した本家迄失った取り返しがつかない」と各々の状況は違うと思っていますが過ぎた事や月日、又建築した事は元には戻りません。上手くいった人、そうでもない人は、まあまあ良しとして、「失敗したと思う人は再生をして自分の代で修正をして次の代に渡さなければなりません、そうしないと引き継ぐ人に問題を先送りすることになります、2年~6年位任期大手企業の社長とか、国会議員、県、市、町、村会議員、各役所のトップ等の様に誰も責任取らなくて良い状況の人は良いのですが、貴方の不始末は必ず次の代の人を苦しめます、事件、事故、死亡事故を引き起こした例も有ると聞きます」
大失敗して本家迄失った人は
大失敗して本家迄失った人の場合は、「失敗した原因は何だったかを素直に反省して、銀行が悪い、建築屋に騙された?等だけを云っていてもどうにもならないし、時代の情勢や流れに流された面、自分の考えの甘さも含めてしっかりと検証して次の代に同じ失敗をしないようにと引き継げばそれはそれなりに生きた教訓に成ったと思います」。その後は各々どうなっているかは分かりませんが、生きた教訓を味わったのですから教訓を活かして新たな生活で頑張って欲しいと願うばかりです。又当社がお手伝い出来る事が有れば遠慮なく相談して頂きたいと思っております、相談は無料ですので。
失敗したと思う人は再生、修正しましょう
「失敗したと思っている人は、再生、修正をするべきです」どの様に再生、修正するか?ですが、全資産(土地、建物、金融資産等)見渡して資産の組み替えをしてみます。「残す資産、再生活用する資産、処分する資産」に大きく分けてみます。その中で費用対効果等の修正を加えながら更に最終的に決定していく手法を一般的に取ります。
全てを活かそうとすると全てを失う事も有ります
資産を失う事は辛い事です、しかし全てを活かそうとすると結果的に全てを失う事も有ります。人間が癌にかかったことを考えてみましょう、早期発見なら、悪い箇所を手術で取ってしまえば後は傷口が治ればそれで終わりですが、手術する決断出来ずにずるずると時間が過ぎていく間に癌が転移してどんどん体全体に広がっていく、人間で云うと肺、心臓、肝臓、腎臓、膵臓、頭部の脳など迄転移してからではどんな名医でも命を救う事が出来ません。不動産に関する時は失敗したと思った時は早目に処分すると被害が最小ですむ時が有ります、しかし本人はなかなか踏ん切りがつかない時が有ります、その時は各自の信頼できる不動産業者に相談してみる事をお勧めします。
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