【幕張本郷の不動産社長経験63】不動産売買の失敗例①
現地確認しないで買ったマンションの失敗例
バブル時期でしたが、マンション7階建の5階部分、東南向き3LDKで東南道路沿いで道路の反対側が大きめの公園でした。住宅地図と写真見ただけで忙しかったのと価格が2,000万円だったので購入申し込みしました。
契約後現地確認してビックリでした
このマンションは1階に店舗、事務所が入っており、2階も1部事務所が有り、2階から7階までは住居部分でした。契約が終わり現地確認に行きました、現地でエレベーターに乗ると強面の3人が乗ってきました、5階で降りて購入物件を見て下に降りる時又別の強面の人が乗っていました。心配になりマンションの上から下まで廊下を一通り歩いてみました。7階、6階に各団体の反社会的勢力の金看板3枚かかっていました。
リノベーション後再販出すも販売できず賃貸に出す
決済後「床、壁、天井、住宅設備リホームして」再販出すもなかなか売れなかったので、賃貸に出すことにする。賃貸に出しても一般の人はなかなか入居申し込みなかったので飲食店関係の寮に貸すことにしました。
入居者の国籍が変わっていた
当初は韓国クラブの寮でしたが、1年半位過ぎたら管理人から苦情が来ました。ロシア人の人がごみの出す日を守らないで困っているからしっかり注意をして直して欲しい、可笑しいな韓国クラブで韓国人の女性が入居しているはずなのにと思いながらマンションに行きましたらロシア人女性が9人位入居していました。韓国の女性は殆ど日本語を理解していましたが、ロシア人女性は日本語が殆ど通じなくて困りましたがお店に行って見ました.
店が「韓国倶楽部➡ロシア人クラブ」
家賃は入金有ったので管理人からの苦情が有るまでは、店の内容が変わっているのに気が付きませんでした、丁度韓国クラブが下火になりロシア人クラブが勢力を増してきていた時期でした。数年過ぎたらロシア人クラブも下火になり店は倒産しました、家賃の未回収も発生しましたし連帯保証人も逃げてしまい欠損出ました。
寮➡個人へ賃貸➡再販
飲食店の寮の人退去した後で再リホームして飲食店従業員の人が入居しました。数年後退去しましたのでリホームして独身男性に再販売しました。マンション全体の管理も悪く積立金、管理費を滞納してる人も多く(反社会的勢力の人が特に滞納者多かった)資産価値が下がっていたので損切となりました。
損をして勉強代を払ったことになりました、独立して間もなかった事も有りますが同じ失敗をしない為の授業料の積み重ねと思って前向きに考える事にしていました。
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